Room1

□目は口ほどに物を言う
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ミナside




チェヨン 「ミナおんに、今誰見てたの」




歌番組の出演の休憩時間。




いろんなグループの人が行ったり来たりする控え室で座っていると、私の向かいにチェヨン が腰をかける。




「誰も見てないよ」




チェヨン 「あの子のこと可愛いって思ってたでしょ」



チェヨン は嫉妬深い。




不安嫉妬怒り、全てが一瞬にして伝わってくる。




「チェヨン ...」



話そうとした時に、出番で呼ばれてそのまま話が流れてしまった。




仕事が終わり宿舎に帰ると、チェヨン が私のベッドに付いてくる。




「どしたの?一緒に眠る?」




そういう訳ではないと分かっている。



チェヨン 「ミナおんに」




チェヨン は時々すごくセクシーな目をする。




キリッとつりあがった眼から流される視線。




黒く光る瞳に映されると吸い込まれそうになる。




ゆっくりと瞬きをしながら見つめてくる。




そのまま私の首筋にキスをしながら歯を立てる。



チェヨン の癖だ。




鋭く尖った八重歯が心地よくチクっと刺激をくれる。
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