Room1
□エレベーター
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ミナside
マネージャー「あっじゃあお先にモモさんとミナさんは下の方に降りててください。送迎車がいるので。」
モモ「はーい!」
さりげなく私の手を握りながら歩くモモおんに。
そのままエレベーターに乗り込む。
ドンッ
「.....っ、!!」
(やっぱりきた....)
ドアが閉まった途端、モモおんにに壁に押し付けられ、キスをされる。
「っん.....っは、!っぁ」
モモおんにの膝が足の間に入ってきて、わざとらしくそこを刺激してくる。
「.....んぁっ、アっ」
ー2F
パッと見ると、階数を示す文字が3階、2階、と光っている。
「ちょっ....モモおんっに、着いちゃう」
ー1F チンっ
ギリギリのところでパッと私から離れるモモおんに。
「っはぁ....っはぁ....」
(コート持ってきててよかった....)
あんな短時間でも、濡れているのが自分でもわかる。
念のため上からコートを着る。
私の手を握りながら前を歩くモモおんにが少し振り向いてニヤっと笑う。
クールな顔をしながらこういうことをする人だ。
そしていつも私だけが顔を赤くしている。
分かっているけど、この人には敵わない。
end.