Room1

□好きな匂い
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チェヨンside





ジヒョ「てことで!明日の貴重な1日OFFにかんぱーい!」





明日はスケジュールが何も無く珍しい休みだ。





宿舎のリビングにみんなで集まり、出前を取って少ししたプチパーティーをしている。





美味しいものを食べてジュースで乾杯。明日が休みだから少し夜更かしもできる。





ナヨン「映画見よ〜」




ツウィ「ホラー!」




サナ「ラブストーリー!」




モモ「アクション!!!」




ナヨン「じゃ全部見ちゃお!」





部屋を真っ暗にして、布団を敷いて寝転がりながら映画鑑賞。





時間は夜の12時を過ぎていた頃。
少し睡魔に襲われて寝てしまった。




かすかに聞こえるテレビの音で目が覚める。




(何時だろ.....)




重たいまぶたを少し開けながら周りを見ると、みんな寝ている様だった。




その中で1人だけテレビの光に照らされて、ミナおんにだけ起きているのがわかった。




ソファに座ったまま映画に集中している。




(ミナおんに、かわいい....)




頭の半分が眠った状態のままのそのそと起きがあり、布団を持ってミナおんにのとなりに座る。





ミナ「あれっ、チェヨナ?起きてるの?」




「んー....ミナおんにいい匂い...」




ジャスミンの匂い。
好きな人の匂いは1番落ち着く。




座っているミナおんにの膝に頭を置き、ギュッと顔を埋める。





すぐにミナおんにの手が頭を撫でてくれる。




ゆっくり髪を撫でながら、肩を小さくトントンとするミナおんに。




一つ一つの優しい行動に好きが増す。




「おんに、ポッポ...」




ミナ「寝ぼけてるの笑」




と言いながらチュと優しくキスをしてくれる。





またゆっくりと睡魔がくる。



ミナ「好きだよ、チェヨン...」



遠くなっていく意識の中で小さくミナオンニの声が聞こえた。





朝になり、パッと目が覚める。




(あったかい...)



目の前にはミナおんにがいて、一緒の布団で眠っていた。




スヤスヤと寝息を立てているおんに。
この世のものとは思えないくらい綺麗で、思わず見とれてしまう。



まだ起きないおんにのほっぺに軽くキスをする。




他のメンバーはまだ起きていない。




体が自然とまた寝る体制に戻る。




ミナおんににギュッと抱きつきながらまた目を閉じた。





end.

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