Room1
□指輪
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ミナside
モモ「ミナ、気に入らなかったごめんね。これつけてて。」
私の手を取りながらそういうと、人差し指に指輪をはめる。
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ピピピピピピピピ
「んーーーー...ねむ....」
朝。宿舎のみんなが起き始める。
それぞれが朝食を食べたり着替えたりバタバタしている。
ジヒョ「みんな準備できたー?あれ、ミナ一番早く起きるのに一番準備遅いね笑」
サナ「ご飯食べるのが遅いから?」
「違うよー。あっごめんちょっと待って」
モモ「忘れ物〜?」
汚したくないから顔を洗うときに外して、忘れてしまう。
「ごめんね、お待たせ」
ジヒョ「んーん!じゃ行くよ〜〜」
人差し指に光る指輪にモモが気づいて顔赤くしている。
「ちょっと、毎回照れるのやめて笑」
モモ「あ、バレてた?なんか、幸せすぎて怖い」
「モモ....」
モモ「ほら、早くしないと置いてかれちゃうよ!」
時々見せるモモの不安そうな顔。
心配性なモモだから何か悩みを抱えてるんだと思う。