1クール

□条件
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禁止じゃないけど、暗黙の了解と言うか…
「恋愛禁止」の私。

だって、週刊誌やネットの情報ってすぐに拡散するから






「・・・・・・好きです。」


「・・・・・・愛しています。」


「・・・・・・好きです。」


「・・・・・・愛しています。」



今回の映画のテーマは【熱い愛】



自分が失敗するのはいいけど、今回の映画は
志田さんとの共演シーンが多い。

だから、私のミスで撮影が止まれば志田さんにも迷惑がかかってしまう。



『だれかに告白でもする気?』


「わッ!、、、し、しださん!」



できれば、入るときはノックくらいしてほしい。


『ノックならしましたけど。』


「ぁ、、ぁの……今日はすみませんでした、、、」


『今回の映画のテーマは「熱い愛」。それを表現できないんだったら、今回の映画は成功しない。』


「はい・・・・・・・」















そうは言われても恋人ができたことがない私。
恋をするってこと自体わからない…



『で、、、名無しさんだっけ?この映画成功させる気ある?』


私の方が先輩ですけど!
芸能界では、入った順のはずですけど!
なんでそんな上から目線?!


と言いたいことはあったけど、


「もちろん、成功させたいです!でも、私恋人できたことなくて…」


『好きな人もいない?』


「・・・・・はい、、、」


『どうしたらいいか教えてあげようか?』




そんな恋愛未経験の私に方法があるのかな?




















「それは、、、嘘で恋をするってことですか?」


『違う、本気で好きになるの。
もちろん、その期間名無しさんの身体は自分のモノ。それがどうゆう意味か分かる?』


「……エッチも、、する、ってことですか?」


『正解。そうゆう覚悟があるなら、今回の映画のテーマ「熱い愛」を教えてあげる。
できないなら…役は降りた方がいい、今の名無しさんには無理だよ。』




この映画の成功の為に、自分の身体を志田さんに差し出す覚悟が…



『どうする?』






to be continued・・・
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