花より団子

□部活
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「愛佳、、、愛佳は何部に決めたの?」




『なんで名無しさんに教えなきゃいけないんだって。別に、何部でもよくない?』




「っ、、ぉ、教えてくれてもいいでしょ?!」




理佐「バレー部だよ、うちら。」




「うちらってことは…理佐ちゃんも?」




理佐「そうだよ?・・・小学校から同じ学校で同じ部活やってる腐れ縁。」




『ってかさ、名無しさん希望ないんならマネやれば?
なんか人足りないみたいで、1年がボール拾いさせられんの。』


バレー部のマネージャーなんて考えてもみなかった。


「で、でも私気が利かないしさっ」



『あー、わかる。』



「ちょっと!・・・1年生ではマネージャー希望いないの?」




理佐「ねるがやるよ。」




「ねる?・・・ってどなた、、、」




理佐「あー隣のクラスのかわいい子。
じゃあ今度一緒に見学に来たら?」



爽やかな笑顔で頭をぽんぽんってしながら「見学に来たら?」とか言われたら…惚れる////



『でたよ、理佐の魅惑の頭ぽんぽん。
ってか名無しさんも顔赤くしてんじゃねぇよ。』




「し、、してない!!!!」

















それから、隣のクラスでねるちゃんって子を見つけて予定を合わせて2日後、一緒に見学に行くことにした。



初めてねるちゃんと会った時、
「〜けん。」「〜とよ。」とか言ってて私がぽかんとしてたのか、
長崎出身やけん、って教えてくれた。





ねる「ねるはもうマネージャー届だしたけん。あれがキャプテンの菅井先輩、いまはケガしとるけんでれんのよ。

それから、あのコートでびしびし言ってるのが副キャプテンの守屋先輩。監督と守屋先輩が試合にでるメンバー決めとーばい。」



監督が休憩の合図を出して、それから菅井先輩と守屋先輩が来てくれた。
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