僕は僕を好きになる(学パロ)
□しつこいアイツ
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理佐「バカだねー、つっちーの授業で寝るとか。」
『だってさー、ムズくね?』
由依「ちゃんと聞いてないからでしょ(笑)」
ねる「土田先生に目付けられとるばい愛佳は。」
理佐「しょうがない、職員室帰ってくるまで放課後待っててあげる。」
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美月「・・・・・・・」
『ぁ、ねぇねぇ…数学の授業中、目あったね。』
美月「・・・・知らないです。」
『一緒にバンドやらない?』
また来た。
美月「やりません。」
『じゃぁさ、うちらがいつも集まる場所があるんだけど30分だけ来てよ!』
美月「行きません。どいてくれませんか?」
理佐「愛佳って、もぅ…『そんな学校生活楽しい?』
『誰とも関わらないで、無視して…なんの思い出もなく高校生活終わるの。そんなん楽しい?
私はヤだね。友達いらないとか、仲良くなる気ないとかさ。そうやってみんな離れていったんじゃないの?
自分からバリア張って、意地になって輪に入ろうとしない。
自分から輪に入って行かなきゃ、待ってたって誰も誘ってくれなくなるよ?生きにくくしてるのは自分じゃん。』
そんなの・・・自分が一番わかってる
だから余計に苦しくて、悔しくて、苛立った。
美月「志田さんに………関係ないでしょ、、、」
生きにくくしてる張本人は自分だって、そんなのわかってる
理佐もねるも由依も何も言わない。
美月は、横を通って帰った
由依「愛佳言い過ぎ。」
ねる「そうよ、あそこまで言う必要なかったけん。」
理佐「ちゃんと謝りなよ?」
『はぁ・・・最悪だ自分。』
勢いあまって言わなくていいことまでいってしまう性格は自分でもなんとかしたいと思ってるのに……中々難しい。
理佐「愛佳の言い分は確かにわかるよ?でも、愛佳の意見が必ずしも山下さんも同じってわけじゃない。」