1クール

□本気
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◆こんばんわ。
この長編1クールですが、ダラダラ続けちゃうのはよくないので…あと10話以内には完結させる予定です。

今、そのシナリオを検討中です。(その日の思い付きで書いてるので(;'∀')
















今日から志田さんとはしばらく別々の仕事。

向こうは向こうで撮影があるし、
こっちは、クライマックスに向けて理佐とのシーンが何度もある。


監督曰く、「ここの二人の演技によって、この映画が成功するか決まる。」そうだ


最初は演技だったはずの志田さんとの関係が、いつしか本当の恋になっていて、

映画の設定だったはずの三角関係は、いつしは本物の三角関係になっていた。




演技だけじゃなくて、自分たちでもこの関係をなんとかしないといけないと考えるようになった。






《お疲れ様、名無しさん》


「ぁ、、理佐・・・・」



理佐と会うのは、いつか…志田さんに彼女がいると勘違いしてて、
半ば強引にされたとき以来だった。


《そんなに嫌そうな顔しないでよ。それより、
今日から二人のシーン多いからよろしくの挨拶に来たんだった。》


「そうだね、監督にもここがうまくいくかで成功か決まるって言われちゃった。」


《大丈夫、名無しさんが困ったらいつでも助け舟だしてあげるし。》


「ぁ、、ぁりが、と。」

















《志田は、4日後だっけ?》


「うん・・・。」


《そう……ねぇ名無しさん、あれからさ自分でも考えたよ。
でもやっぱり簡単には諦めてあげられないね。》



不意にギュッと手首を捕まれ壁に押し付けられる。

「いたっ…ちょ、、、理佐?」


《そうやって油断してると、また襲っちゃうよ?》


「ゃ、、ダ…ダメだよ/////」


《無理やりイかされた人とさ、ぼーっと喋ってちゃ危険だってわからない?
あんまり隙見せないほうがいいよ。》
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