1クール

□想い
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◆こんばんわ。
梅雨の時期がやってきましたねー(;・∀・)
梅雨が明けたら夏が来ますねー…

でも、水とかあった方が水上や水中で生きる生き物にとってはいいですよね。←何を言ってるんだろう(笑)














監督「めちゃくちゃいいよ!志田ちゃんと理佐って初共演?!
そうは思えないくらいの掛け合いだったけど。」


(どうしますか、監督?)


監督「ぅ―――――ん、できればこのまま使いたい。」


(じゃあ、、、書き換えですか?)


監督「そうなる…かな。」


(けど、そうすると名無しさんのセリフにも影響しますよね…)



なんと!、、、私?!

いやいや、ムリムリ…せっかく頭に叩き込んだセリフを
がらりとその部分だけ変えて…なんて器用なことはできない。



監督「名無しさんには私から事情を話すよ。」



監督…もう聞こえました。


(わかりました、脚本家には1時間でなんとかお願いしてみます)




元はと言えば、志田さんと理佐が悪い。
台本にないセリフ(つまりアドリブ)をつらつらと…



監督「ぁ、いたいた。名無しさんちゃん、ちょっといいかな。」


「はい、なんですか?」


















監督「ってことで、申し訳ないんだけどいいかな?」


「わかりました!志田さんと理佐には適わないですねホント。」


監督「参っちゃうよ、、、アドリブで台本越えてくるんだもん。」


「はっ、、ははは。では、一旦失礼します。」




大きなため息が出たけど、変わった部分を覚え直す以外に方法なんてない。











志田さんは、今の期間だけ本気で私を好きになろうとしてくれてる。

だから、私も志田さんに応えられるように頑張らなきゃ。


確かに、抱かれる快感は覚えたけどそうじゃなくて
「気持ちの部分」…デートもしてなければ、二人で食事に行ったわけでもない。



当たり前か。見つかれば即スキャンダル。
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