花より団子
□過去と約束
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◆みなさま、お正月いかがお過ごしですか?明日からお仕事の方もいらっしゃいますね!!!
遅くなりましたが、たくさんのリクエスト本当にありがとうございました!
(明日から更新していきます)
「・・・・でさ、この前部活終わった後二人でマック行ったの。
それで、理佐ちゃんの話になってね…『理佐はいい奴だから信用できる』って言ってたんだけど、
他の子はクラスメイトだから一緒にいるだけで、いつかはみんな裏切るって。
私も信用してないって言われちゃった……」
『そんなこと言ったの、愛佳。』
なぜか、代わりに理佐ちゃんがごめんねって言ってきた。
急に怒らせてしまった理由はなんなのか?
その原因はなんなのか知りたかった。
「どうして、愛佳はあそこで機嫌が悪くなっちゃったんだろ……」
『んーーーーー。』
「理佐ちゃんなら、わかるんだよね?きっと。」
『まぁ…そうだね』
って困った顔。
『なんで、名無しさんちゃんはそんなに知りたいの?』
「だって・・・私の軽はずみな発言で怒らせちゃったなら謝らなきゃ……。」
『・・・・・人に言わない自信ある?』
愛佳にも、理佐ちゃんから聞いたって言わないことという約束で話してくれた。
『昔、愛佳には私以上に仲がいい友達がいたんだよね。
その友達には、苦手って言うか…ちょっと嫌いな子がいたの。』
小学生にたまにあるじゃん。僻み、妬みって。
それから、ある時その友達はその子の財布を隠そうって言って…
と続けてくれた。
愛佳は必死に止めたんだけど、通りかかった先生に見つかって…
そしたら、その子「私は止めようとしたんですけど、志田さんが…」って愛佳に罪を着せた。
「・・・そんなっ!、、、、」
私は茫然としたけど、理佐ちゃんの顔を見る限り、それが事実なんだとわかった。