僕は僕を好きになる(学パロ)

□それぞれの夢
1ページ/3ページ




◆こんにちは。
コロナがまた流行りだしていますね…
旦那は土曜日ですが、仕事だそうで出かけました。

新年度になって忙しいみたいですが、私の方は中々仕事もお暇しています(笑)



※さて、「僕は僕を好きになる」も残り2話となりました。続く長編をまだ考えられていないので、更新が停滞しそうです(;^ω^)













明日、卒業式を迎える。
ねるは忙しい合間を縫って、今日から三日間戻ってくることになっている。
両親と一緒にホテルに泊まるらしい…




「ちょっとカフェ寄っていかない?」



愛佳「えぇですよー。理佐と由依も誘う?」



「いや……今日は二人で。」



愛佳「ぇ、何々?告白でもされるの?」



「全然違うから安心して。」







愛佳には、卒業する前に言っておかないといけないことがある。



「アイスカフェラテ1つと、」



愛佳「アイスティー、ミルクで。」




「私ね、明日の卒業式でお母さん呼ぶことにしたんだ。バンド…見てほしくって。」




愛佳「ふーーん、いいじゃん。・・・え、まさかその報告?」



「違うから。」
















まだ、ちゃんとお礼を言ってなかったんだ。



「愛佳…ありがとうね。」



愛佳「ぇ、なに、、、お礼とか言われることしたっけ?」


さっきから愛佳はクエスチョンばっかり…



「バンド、やろうって言ってくれて。」



愛佳「・・・・ん?だってこっちが美月と一緒にやりたかっただけじゃん。」



「でも私はあの時、『友達はいらない。』『愛佳や理佐ちゃんとも仲良くなる気はない』って言った。」



愛佳「ぅ――ん、そうだけど…こっちはさ、
もう美月のサックスの音に惚れちゃってたわけ。
だから何回断られても誘うつもりだったよ?まぁ美月は自分から離れていってるように見えたから、ひどいこと言ったことはあったけど……」
次へ
前の章へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ