僕は僕を好きになる(学パロ)

□4人の決断
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◆こんにちは。
出社が増えて来ちゃったので、また更新頻度が減ると思います…。
高校野球も、残り決勝のみですね!















愛佳「んじゃ、いつもの場所で。」



由依「はーい、また後でね。」




ねるちゃんが抜けてもいつも通りに集まって、いつも通りに練習した。


敢えて、気にしないようにして。






♪〜
BANされても 禁止されても ダメだって言われても もう今更違う自分になれるわけないじゃない?
BANされても 禁止されても やめろって言われても わかりました改めますって反省なんかしない





理佐「・・・・ほんとにこのままでいいのかな…。」



愛佳「いいわけない。いいわけないけど…どうしろと。」



『卒業式の日にさ、最後にバンドしようよ』



愛佳「なんて?」



『ねるちゃんと五人で最後のバンド。』






















≪だから教えられないっつーの!≫



愛佳「頼むよ、知ってんだろ?」



由依「お願いします先生。」



≪ダメだ。≫



『卒業式に、最後にねるちゃんと五人でバンドをやりたいんです。』




このまま、何もしないで終わるのなんてやっぱり嫌だ。
最後だけでいい。だから、、、


≪長濱は、卒業式に出なくても卒業の資格は十分にあるんだ。≫



理佐「そうじゃなくて!」



『このまま…このまま終わったら悔いが残るんです。先生言いましたよね、仲間とふざけあえるのは学生の特権だって。
卒業式で卒業証書をもらうのも学生の特権じゃないんですか?』




≪・・・・あとで職員室に来い。≫







先生から渡されたのは、長崎県の住所だった。ねるは今ここにいて、家業の勉強をしているらしい。


≪お前ら、ねるの連絡先くらい知ってるだろ?≫



愛佳「でも、一度も返信来たことない。」



≪くれぐれも、勝手なマネはするなよ。≫
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