僕は僕を好きになる(学パロ)
□これもアオハル
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制服、脱いでもらっといてよかった(笑)
ガラガラッ・・・・・・・・・
≪お前ら!!!!教室で何してる!!!≫
ねる「ぁ、せんせー。」
≪ぁ、せんせーじゃない!こんなに教室汚して・・・こんなたくさんの料理持ってきたらいけないってわかるだろう普通は!!≫
授業後の教室を使っていたから、見回りに来た担任に見つかった。
もちろんすっごい剣幕で怒られた。
≪料理を持ってくるのも禁止だし、顔面クリームとか公園でやれ!
ごほん、、、だけどな?こうして仲間とふざけ合えるのは学生の間だけだ。
こうして怒られるもの学生だからであって、学生の特権でもある。≫
理佐「先生、内緒にしてくれない?」
≪ごほん・・・・ぁ、あのなぁ。俺の立場ってものがあるだろうが。
人間ってのはさ、不思議なもので大人になって社会に出たら学生時代に勉強した内容なんてさっぱり忘れるんだよ。
だけど仲間と過ごした時間・思い出はしっかりと記憶に残ってる。
他の先生には黙っておいてやるから、掃除はしっかりすること、いいな!?≫
ねる「澤部せんせーもケーキ食べる?」
≪ぇ、いい?≫
愛佳「なんでそんな嬉しそうなんだよ」
≪だって、うまそうじゃん。≫
『学年主任に見つかったら怒られません?』
≪それはさー、みんなが黙っておいてよ。≫
由依「ついさっきまで、『他の先生には黙っておいてやる』って言ってましたけど?」
≪こばやしー、痛いところ突くねー君は。≫
叱りに来たはずなのになぜかノリノリで輪に入ってくる担任。
坊主で丸くてコロコロしててなんかかわいい。
愛佳「先生ってなんで教師になったの?」
≪教師になって会いたい人がいるから・・・だな。最近はさ、体罰だったり規則や規制が厳しくなったからあれだけど…
俺が小学校の頃は、今よりもっと厳しい先生っていっぱいいた。だけど、生徒の【夢】をずっごい応援してくれんのね。≫