僕は僕を好きになる(学パロ)
□文化祭
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目の前で爆笑してるダニとその友達。
それから、さっきからひっそり覗いてる
ねる・由依・理佐・美月
理佐と美月に関してはお腹を抱えて笑ってる。
『愛佳さいっこう!さっきのもう一回やって?』
愛佳「やーだ、もう絶対やらない!」
全員やったけど、理佐や由依はフツーにかわいくて、男子からも歓声があがるくらい。
元々、かわいいで売ってる女子はいいよな…
『さ、次はバンドの声掛けだよ。行こっ!』
愛佳「え、着替えは?!」
由依「いいのいいの、お客さんが多いうちに行くよー。」
まさかのフリフリのメイドの衣装のまま、バンドのチラシを持って配り出すねるや理佐。
・・・・マジで。
『15時から第二音楽室でバンドやりまーす。』
理佐「ぁ、友香。15時からバンドやるから時間あったら来て!」
ねる「ふーちゃん、バンドやるけん。よかったら来て―。」
知り合い・知らない方、すれ違う人に声をかけて、一人50枚ずつ。
計250枚のチラシを配り終えた。
第二音楽室は放課後に吹奏楽部が練習できるくらい広さがある。
自分たちは、音楽準備室で最後の調整をして
音楽室に何人の人が集まっているかもわからないまま時間となった。
『ほんとにお客さん来るのかな?』
ねる「満員じゃないかな。」
『ねるちゃんって根拠のない自信すごいよね。』
ねる「ぅん?」
理佐「ちなみに、『パーティが始まるよ』『Nobady'sfalt』『ガラスを割れ』『ヘビーローテーション』ね」
由依「大丈夫、わかってるって。」
愛佳「アンコールとか考えた?」
理佐「愛佳のその時の気分で。」
愛佳「りょ。」
んじゃ、行きますか。って立ち上がって、準備室から飛び出す。
どんな景色が待っているか・・・