ティーチャー
□学校の秘密2
2ページ/3ページ
『バックはね、きちんと慣れれば正常位よりも気持ちがいいんだ。』
「ひどいです…誰かに、見られちゃったら…」
『その時は、「俺の彼女です」って言うよ。』
海に生徒会準備室で襲われた翌日、由依は理佐と一緒にいた。
《ねぇ、由依。この前さー、愛輝先輩と一緒にいた人いるじゃん?》
「長崎出身の人?」
理佐には、海とのことは絶対に言うまいと誓った。
《そう!あの読書してた…。私ね、惚れたかも。》
「・・・・・本気?」
《うん、愛輝先輩もいいなーと思ったけど、私はねる先輩がドストライク。
それで、愛輝先輩と海さんと、三人親友だって言ってたじゃん?》
“だから、海さんからLINEもらってくれない?”
「志田先輩に頼めばいいんじゃ・・・?」
《由依ってバカ?愛輝先輩に聞いたら、私がねる先輩狙ってるってバレるでしょうが!》
それは確かにそうかも…。ねる先輩に直接言えばいいんじゃないかと思ったけど、
理佐には陸や、海先輩のことでいろいろ相談に乗ってもらったから。
「・・・ってことらしいんですけど、、、」
家(海の)に帰って、事情を説明する。
海の家にあがるのも慣れてきたし、海の家のどこに何があるかもだんだんわかってきた。
『俺が言うのもあれだけど、ねるはやめといたほうがいい。』
「っ、、どうしてですか?」
『由依、ねるに会ったことある?』
「一回だけ……本読んでました。」
『それだよ、女より本。恋愛より本。ねるの頭は70%くらい本だからな。
仮に付き合ったとしてデートは図書館かもしれないぞ?』
「LINEだけでも…ダメですか?」
ねる先輩と恋に発展するかどうかは理佐が決めたらいい。
ただ、親友の恋を応援したかった。
『別にいいよ、理佐ちゃんがねるをどう攻略するか楽しみだね。』