ティーチャー

□落胆と安心
3ページ/4ページ



やめてもいい。


そう言われて、すぐに「じゃあやめます」と言えなかったのはなんでだろう…

ニヤリと笑った先輩が続ける。


『別に、そうゆう選択肢もあるってこと。
由依がこのまま俺に遊ばれたいならそうしてあげる。』



“気持ちよくなりたい”

“陸とのエッチでイけるようになりたい”

『・・・・・どうする?』


先輩は、敢えて私自身の口から言わせようとしている。


「イけるように、なりたいです////」


『彼氏とイけるようになるまで、ちゃんと俺の言うこと聞けるね?』


「・・・は、ぃ」





『由依ってさ、オモシロいよね。』


「どうゆう意味、ですか。」


『うぅん、独り言。由依みたいな子好きだよ。
陸のために頑張りたくて、わざわざ俺に遊ばれちゃうんだもん。
由依みたいな感じやすい子がイけないわけがないのにね。』


そう言いながら笑う先輩にこれからどうされてしまうんだろう…














陸に会う日。
もし…イけたら・・・

イけたら終わる。期待と不安が同時に押し寄せる。


「お邪魔しまーす。」


『片付けてなくて悪い。』


「ぁ、うぅん。片付けるね私。」



『おいで由依。あーーー、久々の由依だ。』


うん・・・やっぱりこの感じ。
隣に座って髪の匂いを嗅ぐように抱き付かれる。


「お昼ご飯食べた?」


『まだなんだよね、それが。作るのもめんどくて。』




「あるものでって野菜炒めとサラダくらいしかできなかったけど…」


『サンキュー。』

私が作ったものはいつも「美味しい」と全部食べてくれる陸

一緒にお菓子を食べて、コンビニに行って、
テレビを見て…
デートっぽくはないけど、一緒にいられるだけでやっぱり少し安心する。




『由依来て。』


陸がポンポンとベッドの横を叩く。


・・・・来た。
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ