花より団子
□少しだけど・・・
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『りっちゃん、あのさ……』
前に名無しさんに、「あんたも信用してない」って言ってしまったことを伝えた。
理佐「・・・愛佳もちょっと変わったね。」
『は?』
理佐「うぅん、こっちの話。
今までさ、そんなこと気にしたことなかったじゃん。」
『別に・・・言いすぎたなって思っただけで…』
理佐「ついでに謝って来たらいいんじゃない?」
『だから、そうゆうことじゃなくて…』
りっちゃんは全部わかってるのかもな。
理佐「早くしないと帰っちゃうかもよ?待ちきれずに。」
『ってか、りっちゃん今どこ?!』
理佐「内緒―♪・・・買い物中なんで、また学校で。」
っプ―――――、、プ―――――
『・・・・・切れてるし。』
「っ・・・さすがに、寒くなってきた…」
もう、来ないよね。ってか、来るわけないか…
『っ・・・はぁ、、はぁ、、名無しさん!!』
「あっ・・・・・・」
『来ないって言ったろ?!』
「なんで、、、」
『理佐から電話来た。名無しさんが待ってるって。』
「それで、わざわざ来てくれたの?」
『理佐から連絡なかったら来てない。』
私の手を引いてずかずかとどこかへ向かう愛佳。
「ちょっ、、と、、どこ行くの?」
『いい。こっちが出すから。』
ついた先はすぐ近くのカフェで…
愛佳はアイスティーと、私はカフェラテホット。
「いいよ、自分の分は自分で出すから。」
『3時間も待たせたから、、、それくらい奢る。』
「なんかごめんね?私が勝手に言っただけなのに、約束したみたいになっちゃって…」
『ほんと、3時間も待つバカいないっしょ普通。』
「・・・・・・・・・・・・・」
勝手に待ったのは私だから、指摘されるとちょっと気まずい。