僕は僕を好きになる(学パロ)

□ねるの決断
3ページ/3ページ




ねる、約束は約束だからな。
今まで散々目を瞑ってやったんだ。



「わかってます。」


4月からの新事業に向けてしっかりウチの事業内容とパートナーズの情報を頭に入れておくように。



「はい、お父様。」



学校にも卒業の資格はもらってあるんだ。
もう何も心配することはない。

あとは、うちで勉強さえしてればいいんだ。











4月から父が新しく始める事業に
代表として兄が、副代表としてねるが務めることになった。


1月から3カ月間みっちり勉強して、スムーズにスタートが切れるようにと親の配慮もあり、学校は籍だけおいて行かなくていいことになった。


学校側も、ねるが成績が優秀なことをよく知っており、『卒業の資格』はきちんと与えることで了承された。





宝物のベースは、クローゼットの一番目につかない所にしまった。



「バイバイ、みんな。」




To be continued・・・。
次の章へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ