ティーチャー
□ようやく
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「っ、、海先輩に、くっついて目障りだって、言われました…」
「付き合ってるの、って聞かれて…わからなくて、、、どうせ身体だけの関係なんでしょって…
勝手に彼女面すんなって…。」
そんなことを言わせた自分に腹が立った。
【付き合ってる】って言えなかった由依に、申し訳なく思った。
「恥ずかしい思いする前に、海先輩の前から消えろって……ヒック、、だから、、」
『俺は、由依を彼女だって思ってるよ。ちゃんと告白しなくてごめん、、、悲しませてごめん。
身体だけの関係なんかじゃなく、「彼女」だから俺にくっついていいし、目障りなんかじゃない。』
「付き合ってるって、、言ってもいいんですか?」
涙目で、縋りつくような目。
『言ってもいい、当たり前だろ。彼女なんだから。』
安心したか聞くと、コクコクと抱き付いてくる。
こんなに愛しいものかと、こんなに一途に慣れたのは初めてだと自分でも実感している。
『俺の彼女になってください。』
「っ、、、はい…お願い、します//////」
『このままイジメてあげてもいいけど、せっかくだしね。また明日学校でのお楽しみに取っておこう。』
「あのっ…学校はちょっと、、、」
『学校の方がスリルがあるし、由依は
家でするより学校の方が濡れやすいってわかってる?』
「ならっ!、、、、」
余計に学校ではやめてほしいと伝えようとしたが唇が塞がれた。
『俺のLINEを無視した罰だよ。明日の1限後、図書室の自習室で。いいね?』
反射的に、首を縦に振っていた。
to be continued・・・。