短編

□強く生きろ
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世界が無くなりかけたあの日
星はメテオにより滅びかけた、しかし、その魔の力は星自身の力によって守られ、世界は救われた。


世界を救ったのはクラウドという青年とその仲間達。
彼らは世界を救う為、星を滅ぼそうとするセフィロスと戦い勝利した。


歴史の裏には、他にも世界を救おうとする人物がいた。


____

神羅カンパニー、社長ルーファウスは
世界を救う為、兵器を使ってセフィロスを攻撃を放った。

セフィロスの硬いバリアを破ることに成功をしたもののダイアウェポンの攻撃をまともに受けてしまった。

社長室にいたルーファウスは逃げる暇もなく爆破に飲み込まれた。




あの晩、社長の生存を確認するため、
タークスは必死になって残骸を捜索を行っていた。

「くそっ社長…どこいるんだ。」

ツォンの命令により、
レノとルードは神羅カンパニー近くで捜索していた。


「メテオが近づいている…このまま行けば不味いぞ。」


「分かってる‼」

苛立ち始めるレノに、ルードも焦りを見せる。

レノの大きな声の反動で
近くの瓦礫が崩れ落ちる。


「レノ…。」

そこから聞き覚えのある声が小さく響いた。


その方向に振り返るレノ、ルード。
そこには、頭から血を流し、憎たらしい笑みを浮かべるルーファウスの姿があった。



その姿を確認すると走る様に
二人はすぐさま駆け寄った。

「社長‼」



レノとルードの存在を確認したルーファウスは、安心しきった顔で、地面に崩れ落ちた。

「「社長‼」」


ルーファウスに声掛けを行うが
反応がない。

レノとルードは顔を青くさせて
携帯を取り出すと、他のメンバーに連絡を入れた。


連絡してからすぐに駆けつけた
イリーナと、ツォン。

涙目になりながら口を抑えるイリーナ。


ツォンはその場の状況を確認を行うとすぐさま、回復マテリアで
応急処置を行い、すぐに、病院へとヘリを飛ばすようにレノに指示をする。



主任としての能力を発揮した、
ツォンのおかげで何とか命を取り止めた。

病院についてから、彼の意識は戻ることわなく、眠り続けた。

タークスは三日三晩交互で、警護をしていた。



目を覚ましたのはそれから4日後だった。
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