短編

□ありがちなもしもの話『もしも夢主が幼児化したら』
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※会話だけ









「なんかよくわからない性能が謎に働いてなんだかんだでアクアさんが小さくなりました」








「あう……」



「省くな省くな」



「情報が全然ねえ」



「ぷお……ぷろんぷ……んん、したがうまくまわらない……」



「うっは、アクアさん超可愛い!」



「おいおいイグニスに殺されんぞー」



「でも思考はちゃんとアクアなんだな」



「しょーだよお。かあだ……んん、からだだけちいさくなっちゃったー」



「ふっは、元々の喋り方がのんびりしてるからちゃんと幼く見えるぞ」



「ぐあでぃおさん、わらわないでください……」



「おーおー、可愛い可愛い」



「あれ、ところでイグニスは?」



「は?さっきまでここに……」



「待たせたな」



「あ、どこ行っ……何それ」




「?まずはこういった食べやすいものからじゃないか(くったくたのカボチャ)」




「だめだ、一番混乱してるの婚約者の方だ」



「ご丁寧にエプロンまで付けてやがる」



「顔はいつも通りなのがすっげえおもしれえ。プロンプト写真撮っとけ」



「いやもう任して」



「いぐにしゅ……」



「……っ」



「あ、これは一撃きてるね。悶えてる」



「ポーカーフェイスちょっと崩れてっぞ」



「……逆に聞くが、なぜお前たちは冷静なんだ」



「こういうのって一日寝たら治るでしょ?」



「まあ、ありがちだな」



「明日になって治ってなかったら流石に焦る」



「あ、たぶんなおるよお。かんかくだけど、そんなきがするー」



「では、それまで俺が育てよう」



「えっ」



「いや育てるって自我はちゃんと大人のアクアだぞ」



「尚更だ。今日一日面倒を見なくては。そら、抱っこしよう」



「ふわっ……!?い、いぐにしゅ……?」



「っ…………!」



「はい2ヒット」



「名前を呼ぶたび葛藤があるんだろうな」



「合わせて写真撮っとこう。アクアさーん、目線こっちですよー!」



「わー……もがっ」



「うちの子の肖像権は俺が守る」



「うちのこ!?」



「ダメだ、こいつ母親になってやがる」



「混乱まだ続いてんのかよ!」



「気付け薬買ってくるか?」



「相手がアクアなら近親相姦でも喜んで」



「いやあしたにはもどるよわたし!たぶん!」










翌日、普通に戻った。


そしてイグニスはちゃんとアクアに怒られた。



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