いつか、私は。

□Chapter 5-3
1ページ/5ページ







帝国軍アラケオル基地近く、ストマキーの標。





この基地にレガリアがある。



夜、キャンプで俺たちはレガリア奪還のための作戦を練っていた。







「イグニス、何か策は?」


「策というほどではないが、この人数で正面からは攻められない」



俺たちは5人、相手は不特定多数。正面突破は分が悪い。





「潜入するなら深夜だ。敵に気付かれるまでの時間が少しは稼げる」


「それまでは?」


「できる限り、基地の情報を洗おう。レガリアの場所にも見当をつけておきたい。入手した情報を分析し、潜入方法と位置を確定する」


「そこらへんは頼んだ」


「いよいよレガリア奪還作戦だね」








.
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ