いつか、私は。
□Chapter 3-5
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ノクト王子の頭痛の謎を探るために、私たちは展望公園まで歩いた。
ノクト王子は、頭痛の中でカーテスの大皿が見えたと言っている。
なら望遠鏡でカーテスの大皿を見れば、何か掴めるかもしれない、そう思って展望公園の望遠鏡に近づくと人影。
分厚いコートを身に纏う男性だった。
男性は私たちに気付くと片方の手を挙げる。
「あれ、偶然」
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