いつか、私は。
□Chapter 1-2
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最悪という言葉では言い表せない気分だった。
あれからガーディナ渡船場に到着したものの、船が出ていなかった。
……ああ、その前に胡散臭い男に絡まれたりもしたがな。
とにかく渡船場で知り合ったディーノという男の計らいで、昨日はガーディナの宿屋に宿泊したのだが……。
「……この新聞、一部くれ」
「はいはい」
新聞には『王都陥落』の文字が大きく書かれていた。
………………アクア。
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