狂犬の娘

□六章「娘と、狩る者2」
4ページ/4ページ









銃声が鳴り終わった後、残ったのはゾンビの亡骸ばかりであった。









真島はふうと一息つく。












「ここらへんのは片付けてしもうたなぁ。下行けばまだおるんかいな」







そうかもしれません、と奏が口を開こうとした途端、ピンポーンと聞きなれた軽い音が響く。








エレベーターが来た。











「お、来た来た。ほな、いくでぇ!」



「はいっ」







.
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ