狂犬の娘
□六章「娘と、狩る者2」
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銃声が鳴り終わった後、残ったのはゾンビの亡骸ばかりであった。
真島はふうと一息つく。
「ここらへんのは片付けてしもうたなぁ。下行けばまだおるんかいな」
そうかもしれません、と奏が口を開こうとした途端、ピンポーンと聞きなれた軽い音が響く。
エレベーターが来た。
「お、来た来た。ほな、いくでぇ!」
「はいっ」
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