音街

□導かれて異世界
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亜由奈「ん…」

私が目を覚ますと辺り一面知らない場所だった。

亜由奈「ここ…どこ?」

???「よぉ。目ぇ覚めたか?」

亜由奈「…⁉」

私は声のする方を見る。
そこには一人の男の子がいた。
茶髪のはね髪にキャップ、目にはファンキーなサングラスを掛けている。
その男の子は怪しげな笑顔を浮かべ私を見つめている。

亜由奈「あなたは…誰?」

???「俺か?俺の名前はMZD。この世界、音街の神だ♪
気安くエムって呼んでくれていいぜ?」

亜由奈「…」

MZD「ん?」

何この人、変な人。
自分の事神だなんて。

MZD「ははっ!変な人か」

亜由奈「心読まれた⁉」

MZD「はっ!読心術くらい容易いぜ!
だって俺様神だから〜」

亜由奈「は…はぁ」

あ、そういえば
この声どこかで聞いたような

MZD「あ、あん時の光の…俺な✨」

亜由奈「そ…そうなんだ」

MZD「で、お前何てゆーの?」

亜由奈「亜由奈…
桃野 亜由奈。
でもユナでいい。
自分の名前…嫌いなの」

MZD「ユナね。よろしく」

亜由奈「よろしく」
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