音街
□導かれて異世界
1ページ/7ページ
亜由奈「ん…」
私が目を覚ますと辺り一面知らない場所だった。
亜由奈「ここ…どこ?」
???「よぉ。目ぇ覚めたか?」
亜由奈「…⁉」
私は声のする方を見る。
そこには一人の男の子がいた。
茶髪のはね髪にキャップ、目にはファンキーなサングラスを掛けている。
その男の子は怪しげな笑顔を浮かべ私を見つめている。
亜由奈「あなたは…誰?」
???「俺か?俺の名前はMZD。この世界、音街の神だ♪
気安くエムって呼んでくれていいぜ?」
亜由奈「…」
MZD「ん?」
何この人、変な人。
自分の事神だなんて。
MZD「ははっ!変な人か」
亜由奈「心読まれた⁉」
MZD「はっ!読心術くらい容易いぜ!
だって俺様神だから〜」
亜由奈「は…はぁ」
あ、そういえば
この声どこかで聞いたような
MZD「あ、あん時の光の…俺な✨」
亜由奈「そ…そうなんだ」
MZD「で、お前何てゆーの?」
亜由奈「亜由奈…
桃野 亜由奈。
でもユナでいい。
自分の名前…嫌いなの」
MZD「ユナね。よろしく」
亜由奈「よろしく」