長編(クロスオーバー作品)シリーズ

□真夏の心気圧〜ペンデュラムブラザー
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真夏「はぁ…」

生駒「どうしたのかな?真夏、元気ないみたいだけど…?今日失敗ばかりだったし」

真夏「え、う、ううん!真夏元気だよ!」

麻衣「なんか、いつもの真夏じゃないみたい…顔色もちょっと変だし…」

絵梨花「ほんとだ…大丈夫なの?」

真夏「うん。大丈夫かだから…」

といって少女は部屋を出て、徒歩五分ほどにある公園に向かっていった。


私の名前は秋元真夏。乃木坂46のメンバー

清楚女子〜小悪魔系まで、変幻自在のアイドルと呼ばれている。

でも、演技なんてしていない、これが素の私。アンチなどになに言われようともこれを貫き通している。

でも、私がこんな風に素直で純粋でいられるのには、ある人との出会いがあったから。あの人の言葉。

??「みんなを笑顔にするためには、素直で君自信が笑顔でいること、あざといとかわざとらしくても、この心を忘れないこと!!そして、自分も笑顔で楽しむこと!そのためには、自分自身と夢を信じること!いまこうやってとじ込もっているより、前に歩いていこう!だってあと半年で卒業でしょ!その間に力つけようぜ!おれも協力するから!」

その言葉によって私のなかに希望ができ、そして協力していてくれた彼、みんなを笑顔にしようとしていた彼のエンターテイメント、そして彼の笑顔…

そして、私が乃木坂に合流するときに渡してくれたペンダント
??「これは、お守り!父さんと兄から伝わる最強のお守り!」

真夏「でも、それって大事なものじゃ…」

??「君に着けてほしいんだ。夢を諦めず、君が笑顔になってほしい…んそう願って…だから、受け取って!」

真夏「うん!ありがとう!」


そう、今の私がいるのは彼のお陰…このペンダントをお守りにしいままで頑張ってこれた…いつかれと再開するために



しかし、今日私はある光景をみてしまった。それは今朝のこと

彼と女性が仲良く歩いているところをみてしまった。

私に見せてくれた笑顔を他の人に…

それをみた瞬間、憎しみというか怒りと悲しみみたいな感情が襲いかかった。

最初はこの感情がわからなかったが、その後すぐわかった…嫉妬だ。

これまで嫉妬という感情が出なかった…つまり、わかった…私は彼のこと好きなんだ…

今まで、気付かなかった、いや気づきたくなかったこの思い…もしこの気持ちに気づいたら、自分が苦しくなる…て思って気付かない振りをしていた。

でも、あの光景をみてしまい、自分が想像していた以上に心が苦しくなった。

そのせいで今日の収録はうまくいかず、現在の状況に至る…

彼とはじめてあったこの公園、そして私が乃木坂に合流するとき、最後にペンダントを渡してくれた公園

真夏「龍矢のバカ…」

彼からくれたペンダントを握りしめ、涙を流しながら呟いた。
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