短編 リクエスト

□生まれた意味〜真実の愛〜償い〜絆
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人間…生まれてきた意味はある。それはすべての人間が見つけられるものではない。

なかにはいろんな人に支配され人生すら奪われてしまう…

でも、そんなことはない…自分が信じればいつかはきっと…運命は変わる…



そして、運命を変えてしまった人も、過ちを償えばきっと光が、絆が見えるから…










私立宮河学園

ここは、都内で有数な私立高校であり、偏差値も高く、お金持ちも多い

おれ仙崎隆一、この高校に編入してきた高校2年生だ。

俺の両親が高1のときに事故でなくなり、独り身になってしまったとき、祖父たちの助けもあってこの学園に編入してきた。


そして、今日は編入の手続きを終え、少し探索をしていた。



俺は部屋に入り、誰もいない事を確認し、ドビュッシーのアラベスクと月の光を弾き始めた。

俺の両親が好きだった曲。そして、新たな人生のスタートを誓いながら…



私の名前は生田絵梨花

生田財閥の一人娘で、二週間前までウィーンに留学していた。

ここの学園長が私のパパの古くからの知り合いで、それでここに編入してきた。

しかも、私にはここにいる立川大紀という許嫁がいる。

私の人生は…もう終わっている…これからはただ、子孫反映のために生きていくことになる…

でも、少しでも自由がほしくて、ウィーンに約4年間、留学していた。

「はぁ…とりあえず…なんか弾こう…」

音楽室に入ろうとしたとき、

「うん?この曲って…ドビュッシーのアラベスク…なんてきれいなの…」

私はこのとき流れた音に魅了されていた。

そして、このときはまだ…知らない…これから起こる…私の本当の運命が…始まることを…






都内某所

俺の名前は新田奏音 高校2年生

警視庁公安の特別事件捜査部に所属している。

俺の父親が警視総監であり、俺の頭脳と戦闘力…そして、ゲンムコーポレーションから盗みとったゲーマドライバーとプロトマイティガシェットで仮面ライダーゲンムとなり、仮面ライダーエグゼイドたちと共にゲーム病を消滅させた。そして、レイラという少年についた呪いみたいな力を解放させ、元の姿に戻すことができ、その力をガシャットにした

その成績が認められ、新たに作られた特別事件捜査部ができ、そこのトップになった。

特別事件捜査部とは、政府が隠蔽している事件や未解決事件…つまりすべての事件を捜査できるというまさに特別事件捜査という名がついた訳だ。

奏音「どう!現場は」

裕翔「カノンさん!見てください。これを…」

そこには、二人の男女の高校生が殺害されていた。

現場には大量の血がついており、無惨な姿になっていた。それでもその二人は手を繋いでいた。

裕翔「これで8人目…この二人も…ただ、幸せになりたかっただけなのに…」

奏音「…許せねぇ…」

裕翔「カノンさん…やっぱり、犯人は…」

奏音「あぁ、あいつだ…。あいつはいま、宮河学園の学園長だったはず…」

裕翔「何であんなやつがそんな地位に…」

奏音「きっと…バカな政府のやつらが…」

裕翔「どうするんですか?」

奏音「俺は、あそこに潜入する予定だ。あいつを、逮捕して、今でも苦しんでる人を助けるために」

裕翔「わかりました。政府のほうは俺に任せてください!あと、あいつのことだ…あいつも確か…」 
奏音「あいつは…あの人が救うって赤馬さんが…」

裕翔「あいつとは…」

奏音は写真を見せた。

裕翔「こ、こいつが!?嘘だろ!?」

奏音「あいつがあの人たちと会う前の…一番の親友だったらしい…助けたいんだと…そして、それがあいつなりの償いの…けじめらしい…」

裕翔「なるほど…」

奏音「とりあえず、俺は潜入する…だから、あとは任せる。」

裕翔「気をつけてください!」

奏音「あぁ」



レオコーポレーション

次元戦争から二年。あれから遊矢と柚子が一つになっていたユート、ユーゴ、ユーリ。瑠璃、リン、セレナはそれぞれ分離し、平和に過ごしていた。

だが、ユーリの様子は少しおかしかった。何かに追い詰められている感じだった。




ユーリ「どう、頼んでいた件…」

零児「あぁ…君が予想した通りだ。」

そういって零児はユーリにある報告書を渡した。

ユーリ「やっぱり…」

零児「君が父さんとセレナにあう前にいた大事な親友らしいな…」

ユーリ「…だから何?」

零児「…助けたいんだろ……」

ユーリ「…あぁ…これは僕の…けじめなんだから…そうでもしないと…」

零児「…セレナのことか…」

ユーリ「…あぁ…だから…」

零児「もう準備はしている…あいつがいるのは私立宮河学園だ…」

ユーリ「…すまない…ありがとう…」

僕は今から、ペンデュラム次元にある宮河学園にいる友を救いにいく


これは、みんなに対する…そして、僕自信の今までの…けじめをつけるために…

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