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□白昼夢をもう一度
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「もう一回3Pやろ」
「やらないよ馬鹿野郎」

とても真面目な顔で何を言うのかと思えばこれである。名無しさんはキレて暴言を吐く。しかし暁は変わらずお願いをする。

「お願い、今度は上手くやるから」
「何をだよ!!」
「もっと気持ちよくしてあげるから!」
「関係ないけど!?」
「名無しさんの好きなこと全部やってあげるから!!」
「その口を閉じろ!!」

両手で暁の顔を勢い良く挟む。暁も負けじとその両手を掴み離す。

「今から行こう!」
「話聞いてた!?嫌だって言ってるでしょ!」
「これっきりにするから!もう3Pやろうなんて言わないから!!」
「だが断る!」
「じゃあ強制連行する!」

どれだけヤリたいのだろうかこの男は。掴んだ両手を一つにまとめて空いた片手でナビを起動させる。

「おいこらちょっと!!」
「メメントスに入ればこっちのもんだ!」
「ほんとあんたサイテーだわ!!」

掴まれた手は離されず、二人はメメントスへと飲み込まれていく。いつもの改札口へとたどり着くとすでに認知の暁が待っていた。

「名無しさん!!会いたかった!」
「はやいっ!ていうかなんでここにいるの!?」
「はぁ〜名無しさんの匂い落ち着く…柔らかい…」
「わかる」
「わかるな!!」

ゴロゴロと名無しに飛びついて颯爽と体を撫でて堪能する。

「ちょちょちょっ!手つきがすでにいやらしい!離れてよ!」
「ここに来たってことは続きをするってことじゃないの?」
「しないわよ!ひっ」
「なんだ反応してるじゃないか」

するりと慣れた手つきで触ってくる彼はすぐに彼女に口づけて服を脱がしにかかった。

「んっ!んん!」
「ん…んく」

少々荒っぽく口内をかき乱し、乱れた服の隙間から手をいれて直接さわり始める。名無しは抵抗で彼の肩を押して体も少し離す。

「名無し」
「んぁ…」
「もうあきらめようか」
「んんっ!」

反対からジョーカーが首に噛みつき、彼が触っていない部分に手を伸ばして参加し始めた。挟まれた名無しは逃げ場を失い、二人の愛撫を受け続けた。

「ふぁっ…あん」
「次はこっち」
「まって、ん…っ」
「じゃぁ俺はこっちを」

服を開けさせ露になった肌に唇を落としていく。そして胸にたどり着くと主張し始めた乳首を口にふくんで吸い付く。

「っん!んん!」
「ん…」
「っはぁ…気持ちいい?」

強く吸うと反応する彼女を見上げながら彼は的確に良いところを攻めていく。ジョーカーも負けじとキスを続けて濡れてきていた恥部に手を伸ばし邪魔な布を取り払っていく。

「やっ…あん、だめ…」
「気持ちいいだろ?」
「ん、んん…ぁ」

割れ目に指を入れて中にある小さな膨れ部分を撫でる、すると名無しは小さな悲鳴を上げて足を閉じ、逃げるように腰をひねる。

「あぁっ!」
「これ気持ちいい?」
「はっふぁっ、やらっ…んぁっ」
「かわいい…」

指の動きははげしくなり、名無しを快感へと落としていく。ジョーカーは再び首に噛み付いて痕を残していく。胸を弄んでいた彼は胸から離れて名無しに優しく口付ける。

「俺は酷いね、急に強い刺激を贈るなんて」
「お前だって何もなく突然始めただろ」

相変わらず仲はよろしくなさそうだが彼女を愛する手をとめることはしなかった。

「っ…も、むり」
「立てない?」
「なら寝転がろうか」

足に力が入らなくなった名無しはずるずるとジョーカーに支えられながら座り込み、よりかかるように寝そべる。

「…名無しさん、そんな大胆に見せられたら…やりたくなっちゃうだろ」
「え……やっ、んぁぁぁ!」

腰をすこし持ち上げられ、先程までジョーカーの指で遊ばれていた場所に顔を近づけ、舌を這わせた。指よりも生暖かくザラついたそれは絶頂に近づいていた名無しには強い刺激だったため、すぐに達してしまった。

「っはぁ…っは…あっ、ん」
「っふぁ、名無しさんはどこを舐めても美味しいね」

ちゅぷと糸をひきながら口を離してベルトを取り外す。

「オイまてっ」
「前はお前が先だったんだからいいだろ?」
「…お前より気をひいてやる」
「やれるもんならやってみろ」

今にもはちきれそうな肉棒を外にだすとすぐに一番濡れた場所にあてがい、くちゅくちゅと音を立てながら挿入しはじめた。

「あっ、まだ…んんっ!」
「そっちより俺の方を見てよ」
「はっ、あっあんっんぁ」

ぷくりと膨れた乳首を指でつまみ転がして名無しの意識を向けるが、彼も挿入し終わり、ぐっと腰を押し付けた。

「ひぅっ」
「名無しさん、全部入ったよ、沢山突いてあげる」
「んっあっ、あぁっ、やっ」

彼が腰を打ち付けるたびに水音が鳴り、肌をぶつける音が響く。やがてその音は早くなり、二人を絶頂へと導いていった。

「名無し、こっちも見て」
「やっあっ、んっあっあん」
「はっ…もうっ出すっ、ねっ」
「んぇっらっ、やっぁ!っっ」

ぐちゅっと奥へ突き、二人とも達した。彼は彼女の中に欲を吐きだし、ゆっくりと引き抜いた。抜いた場所から白い液体が一滴流れ落ちて尻をつたった。

「はー……名無しさん…っはぁ…いやらしい…」
「っあ…」
「ごめん名無し次俺入れていい?」
「え…きゃっ!」

自分によりかかっていた名無しを前にいる彼に上半身を預けて、ベルトを外し始めた。二度目の絶頂で力が入らない名無しは彼に体重をかけて息を整えていたが、彼はよりかかった彼女に遠慮なくキスをする。

「そのまま、いくぞ」
「っんん!ん!」

ジョーカーに対してお尻を向けていた彼女をそのまま後ろから挿入し、やや下から突き上げるように一気に入れた。

「っはぁ…その体制ずるい、俺もやりたい」
「後からの特権、お前はしっかり支えてろ」
「名無しさん、俺ともう一回しようね」
「あっん!む、むりっんぁっあっ」

ちゅぷちゅぷと先ほどより濃い音を響かせてジョーカーは何度も腰を打ち付ける。快感でどろどろに溶けた顔を彼は見つめて何度も口づけ、乳首を弄ぶ。

「はぁっ…んっ、名無しっ」
「もっいっちゃっっんぅっイっちゃうっ!」
「いっいよ、イこっ一緒にっ」

一番奥深く、コツリと当たる部分を集中的に攻めてとうとう名無しは三度目の絶頂を迎えた。ジョーカーも彼女の中に精液を吐きだし、彼女の背中に痕をいくつもつけていった。

「っ……っぁ…」
「かわいい…名無しさん、もう一回……」
「む…り……っはぁ…」
「ほら、こっちに…」
「っあぁ…あっ」

つながったままの部分を無理やり引きはがして今度はジョーカーに彼女をあずける体制を作る。

「あっ!」
「名無しさん、好き、好き…もっと俺に溺れて…?」
「いっぱい、愛したい…名無し」






白昼夢をもう一度






後日、名無しさんに対して「お願いします別れないでください」と土下座して泣きそうな声で謝り続ける暁を何人かがみかけたという。



お願いチャンネルより

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