09/23の日記

17:13
近況報告です。
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今月もサイトの更新ができそうにないので、近況報告をします。

今はモブ霊漫画『花束』(5年後の話、本文30ページ)の下書きを終えて、次のR18『花蜜』(本文48ページ)の下書きを40ページまで進めています。
できれば今年中に完成させて、ピクシブに投稿できればと思っています。



私生活での近況は、自分は元気ですが、母が5月に心臓弁膜症の手術をしました。手術は成功しましたが、その後、認知症を発症し、突発性難聴で方耳が聞こえなくなり、転倒して背骨を圧迫骨折。病院通いの付き添いやら生活の補助などで、週に一度の休日もない状態でした。
週刊ポストか週刊文春で読んだんですが、心臓の手術をすると心臓が40代くらいの状態まで元気になるそうです。
主治医の先生も、車で例えるならエンジンが元気になりましたから、足回りをリハビリしてがんばってくださいね。と言いました。
でも、車体がボロボロのクラシックカーにF1のエンジン乗せてどうするの!?案の定ガタガタになったじゃない!!と思いました。
とはいえ、子供たちの反対を押しきって手術を望んだのは本人だから何とも言えないのですが。

私は医学の知識はまるでありません。せいぜい漫画『ブラックジャックによろしく』『仁』で得たにわか知識しかありません。
でも、いろいろ見ていると、西洋医学は各分野を部分的に治すだけで、総合的な健康を目指すものとは少し違うのかな?と思いました。

そういえば、今から15年くらい前ですが、ある病院の院長先生の講演が忘れられず、今でも思い出します。

もともと院長先生の講演を聞く予定はなく、ザバダックというマニアックなバンドのライブでの講演でした。
友人から、ザバダックのライブに一緒に行ってほしいと言われて、もちろん行く!と答え、場所は病院だと言われました。
なんで病院でライブなの!?と聞くと、どうもご本人たちのご家族がそこの病院にお世話になった。院長先生は面白い人でぜひうちの病院でライブをしてくれという流れになって、ライブが開催されることになったということでした。
病院は総合病院で、まずはデイルームで院長先生の講演がありました。

その講演で、院長先生は、「皆さん、皆さんはピンピンコロリで最期を迎えたいですよね(ピンピンコロリとは昨日までピンピンして元気だったのに、急にコロリと死んでしまうこと。長く苦しまずに天寿を全うする理想的な死に方)。
でもね、皆さん、介護は二十年です。
誰かのお世話になって生きる時間は二十年です。
私は今まで千人以上の患者を看取ってきました。
みんな死にたくないと言い、人の手にすがりながら死んでいきました。
たった一人だけ、臨終の床で家族の手を振り払って俺は一人で死ぬんだ!!と言って自分で手を組んで亡くなった人はいます。千人の中でたった一人です。
たくさんの人は、人のお世話になって死んでいくんです。
だから、ピンピンコロリを実現するなら、元気な時に自分で自分のメンテナンスをして、ギリギリまでピンピンしていてください。
そのために、ぜひ気軽に病院に来てください」

ということで、院長先生の講演のあと、ライブがあり、そのあとは病院内の催しを見ました。
学園祭みたいな感じになっていて、医者による無料健康相談、スタッフが体を張って公開大腸検査(おじさんの腸の中をモニターで見るという)、リハビリ施設では肺を鍛えるための吹き矢などなど…。

ライブを見に行って、おじさんの腸の中を見て、吹き矢をして帰りました。


今、自分が母の介護をすることになったせいか、この院長先生の講演を思い出しています。
それと同時に、本当にマメに病院に行くことが果たしてピンピンコロリの道なのだろうか?とも考えます。

私は長らく飲食店で働いていますが、常連客は皆、私よりもずっと年上で親よりも年上です。
なので、常連客が10人以上亡くなりました。
そのほとんどが病院嫌いで、体調を崩して半年以内に亡くなっています。
マスターも私も病院、特に検査嫌いで、市から来る無料健康診断や検査に一度も行ったことがありません。

検査して病気の芽を摘むのが良いのか、検査をしないで大病になってポックリ逝くのが良いのか、考えてもわかりません。

ただ、二十年かあ…と考えたとき、それでも私はやりたいことをしたい。モブ霊漫画を完成させたいと強く思いました。

サイトの更新は遅れますが、がんばって、楽しく漫画を進めているので、時々思い出して待っていてくれると嬉しいです。

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