01/09の日記

22:34
イラストにモブ霊を1枚up
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今回は新年ということでなんとなくあたたかな雰囲気のモブ霊を描きました。

今年もサイトに遊びに来てくださる方、ありがとうございます。
地味に更新していきますので、お付き合いいただけたら嬉しいです。

今年は昨年よりも絵が上手くなりたいです。

時々、自分の絵を見返してなんてひどいんだ。バランスが…構図が…顔が…とすごく落ち込みます。でもこんな絵でもそのときの精一杯だったんだし、読んでくれた方がいたんだからと思って投稿は削除しない方針を貫いています。
きっとだいぶ我慢して読んでくれてると思うんですよね皆さん。
たくさんのモブ霊作品の片隅に、たまには読むか〜みたいな存在になれたらいいなと思いながら描いています。

それにしても、絵のうまい下手ってなんなんだろうかと考えます。
うまい絵と魅力的な絵というのも全く別のものだとは思いますが、思い出すと、小学生、中学生の時に上手いと言われた基準は見たものをそっくり描けているかどうかだった気がします。
形をとらえるというのでしょうか。好きでもない鉢植えの花を描かされたり、風景を描かされたり、級友がリコーダーを吹いている姿を描かされたり…。
それでうまい下手というのは、そっくりに描けているかとか、グラデーションが綺麗かどうかだった気がします。

どうやったら絵が上手くなるのかとネットで検索して記事を読んでも、たくさん描くことだとか資料を見てまずは模写だとかって書いてあります。
でも、小学生の時から絵が上手い人は最初から絵が上手かったし、その子達が誰よりもたくさん描いていたとは記憶していません。
もともと上手くて、誉められて、嬉しくてまた描いて、得意意識を持っていく。そうすると描くことが好きになってますます上手くなるのかなと思ってみたりします。

となると、これは才能の世界。スタートからして違う!
確かに漫画教室の先生も圧倒的な画力を持っているし…。

ちなみに私は絵が下手です。
私が描いた絵を見た絵描きの友人に「○○ちゃん(私の名前)って絵上手いの?(反語下手じゃない?)」と真面目に言われました。
友人がプロなので、ショックでもなんでもなく、そうなんだよなあ…私は下手なんだよなあ…。と思いました。
そんな友人も美大の大学院まで行き、プロとして第一線で活躍しているにも関わらず、自分の下手さに涙して、展覧会の前には泣きながら電話をしてくることもあります。

私よりはるかに絵が上手いのに、悩みは人それぞれなんだなあと思います。

また、CGで絵を描く知り合いが3人ほどいますが、彼らが共通して言うのが、自分では絵が描けない。という言葉です。
Photoshopやイラストレーターのソフトを駆使して絵や写真加工作品を作れても、鉛筆や絵の具で絵を描くことはできない。そのことを気に病んでいました。
ソフトを自在に操れて、脳内イメージを現すことができるんだから、そっちの方がはるかに自由なんじゃないかと思いましたが、やはりそれぞれ悩みは尽きないんだなあと思いました。

以前、美大の先生と話をしたことがあり、その先生が言うには、毎日6時間以上の制作時間を持つことがプロになる最低ラインだと言われました。
アートフェア前の作家たちは毎日12時間くらい制作しています。
いかに制作時間を持てるかの戦いで、平等に与えられた24時間を何を削り制作時間にあてるか、その10分、20分を勝ち取る戦いをしているのを感じました。

私も毎日6時間以上漫画やイラストを描けば上手くなるんだろうか…と思いますが、家事をしたり、働いたりしているとなかなか難しいなあと思います。

でも、少しでも上手くなるよう、写真を見て服のシワや、手の作り、動画を見て男性の裸体や絡み方を勉強して描いていこうと思っています。

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