12/21の日記

17:12
アニメの感想を更新しました。
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私はモブサイコをアニメで知りました。
オタ友(純粋なオタクでBLは読んでもハマらない)が、これ面白いよと言って録画を見せられました。
最初、どんな話?と聞いたら「悪霊が出てきてそれを退治したりする」みたいなことを言われ、幽霊が怖い私は、無理!と断りました。
でも、3話目でモブ君が宗教団体(笑)と戦って、モブ君が逆さまになりながら流し目でエクボを睨むシーンで一目惚れ。次の日に既刊分を全巻買いに行きました。
その時期、特に趣味もなく、新たに語学の勉強をしようと参考書やCDを聞いたり、NHKの番組を録画して見ていた私はそれらをすべてやめて、28万もする液晶タブレットを買い(アナログでしか漫画を描いたことのない自分に板タブという、手元を見ないで描く方法は不可能だと思いまして)、クリスタを買い、クリスタの参考書を2冊買い、モブ霊を描き始めました。

今ではアニメより原作が第一になりました。

そうなると、どうしてもアニメと原作を比べてしまうんですよね。

毎日モブ霊のことを考えて、原作を読む。その中でアニメになった時、自分の期待した描写との差異に一喜一憂してしまいます。
思えば、原作者以外の人間が関わる段階で、そこにはその人それぞれの感性や、人生観、美学が嫌でも反映されます。
演出家なら、やっぱり自分の特徴や、個性を見せたくなるし、原作に忠実なことを徹底しても、色の具合や画面におさめる絵の構図などにも制作者の感覚が入ってしまいます。
かといって原作者がアニメをすべて作ることはできません。

アニメと原作。例えば、押井守監督が手がけた『うる星やつら』は、原作者の高橋留美子先生が、あれは押井守監督のうる星やつらだと言い切り、決して和解することはなかったと言います。

アニメというのはなんなんだろうなあ〜と考え始めてしまいますが、わからないのが今の自分の状態です。

でも、アニメモブサイコがなければ自分はモブサイコを知ることはなかったし、アニメのおかげで楽しい二次創作の世界にいるので、やっぱりアニメには感謝しています。

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