06/01の日記

23:45
イラストと感想・雑記に律の未来についてをup
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先月、モブ霊漫画を投稿して、今は次の話のネームを描いています。
ただ、なかなか進まずにいろいろ悩んでいます。
社会人になったモブ君と霊幻の付き合いはどんな風になるんだろうとか、二人のやり取りとか…。
悩みつつ、想像するのはとても楽しいです。

話は逸れますが、私はBLが大好きです。描いてるくらいだから当然なんですが…。
最近はめちゃコミやコミックシーモアでBLを読みますが、私の探し方が悪いのか、エロばかり…。いや、エロ目的で読むんですが、あまりにエロばかりで、むしろ第1話からそれがないと!みたいな風潮さえ感じます。

私が初めてBLに触れたのは、中学生の時に読んだルビー文庫のタクミ君シリーズでした。
当時はBLと言ったらルビー文庫しかありませんでした。
同人誌では聖闘士星矢が流行っていて、友達のお姉さんに同人誌を借りてはドキドキしながら読んだことを覚えています。

ルビー文庫は、今思えば話重視な本ばかりで、現代の高校生の話から、幽霊が出てくる話、果ては宇宙人との恋愛までありました。
どれも情緒的で、表紙の絵で好みの話を探したり、探すもなにもBLはルビー文庫しかなかったので、片っ端から読みました。

ただ、今でも読めずにいる本があります。
それは、当時から気になっていた『桃色珊瑚』という本で、あまりに気になりすぎて自分の中で妄想が膨らみ、期待が膨らみ、それを拗らせ過ぎて、実物を手に取って読んで期待を裏切られるのが怖くなった本です。
たぶん一生読めないと思います。
もちろん、ネット検索であらすじは知りましたが(少女が兄に抱かれて二人が不安定なまま時が過ぎ行くみたいな内容)当時、他のルビー文庫の巻末に付いていた本の紹介文が印象的でした。
秘密、暑い夏の日。この二つがキーワードでした。
そして当時、ルビー文庫の表紙が綺麗なイラストばかりの中で、この本だけ濃い桃色のスプレーでNみたいな形を描いただけの表紙でした。
それが余計気になる!内容がさっぱりわからない。
結局、キーワードだけが自分の中で肥大化し、夏が近付くたびに思い出されます。

それにしても夏をテーマにした話や、舞台が夏の話や作品って多い気がします。
少年を魅力的に書いた小説家、長野まゆみも作家活動中盤までは夏を舞台にした少年たちばかりでしたし。
夏というのは、刹那的で、教育課程にある人には夏休みがあり、社会人にはお盆休みもあります。
やはり思い出を作りやすいのでしょうか。
今は夏は猛暑で、命懸けの日々で、情緒に浸る時間もないかもしれません。
そして、各自が刻んだ思い出だけが歳をとればとるほど輝くような夏になるのかもしれません。

今描いているモブ霊の話が季節的に初夏から夏なので、季節を感じられる絵が描ければいいなあと思っています。

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