物語

□【ある日の出来事】
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一方チチは恥ずかしさのあまり寝室に籠もっている。
夫はデリカシーがないと解っていても、まさかここまでだとは予想外でいてチチ自信も初体験の為、こういった場合の免疫力もなかった。
しかし恥ずかしいからといってこのまま夫に注意せず、野放しにしていたら仲間に初体験を赤裸々に話す事をチチは恐れ真っ赤な顔が一変し真っ青になった。



其処へチチを気に掛けて悟空がやって来ると、またしても羞恥心でチチの顔は真っ赤になる。



「チチ…さっきは悪かった。」



悟空は片手で頭を掻きながらバツが悪そうに言うと、チチが座っているベッドの隣に腰を下ろす。
チチは俯いたままだったが、紅潮しきった顔は悟空に伺えた。




「チチ、悪かった。もう言わねぇから…」



「うん…」



「まだ恥ずかしいか?」





チチは返答せずにいたが、まだ紅潮しきっている顔を見れば一目瞭然。悟空はそんなチチが可愛いく思うと同時に愛しさも感じた。そしてチチの肩を抱き寄せ、チチの顔を自身の胸に優しく押しつけた。









「/////!!!」


「こうしてればオラはおめぇの顔見えねーから恥ずかしいことねぇだろ?」





「……///////悟空さ?」

「ん?」

「///その…夜の事は友達に絶対に言わねぇでけろな?」

「当たりめぇだ!オラそんなこと話さねぇ。チチだから言ったんだぞ?」


「おらにも言わねぇで……恥ずかしいだよ///」

「ああ、解った。もう言わねぇ」






そしてチチが上目使い気味で顔を上げると悟空の視線とぶつかる。悟空はゆっくりとチチの唇に自身の唇を重ねた。
初めは優しいキスだったか段々と深く吐息か漏れる程の熱いキスへと変わっていった。






何分経っただろうか。お互い和み惜しそうに唇をゆっくりと離すと、悟空はチチのチャイナ服の首もとボタンを一つ外した。
そして二つ目のボタンに手を掛けようとした時…




「///な、何するだよ?!」

「へっ?何って…アレだけど?」





バチン!!!
チチは思いっきり悟空に平手打ちをくらわした。




「つー…痛てぇ〜何すんだよチチ!」

「あったりめぇだ!何考えてるだ悟空さ!」

「だからアレだろ?」

「/////それは夜しか しねーだよ!!!」

「そうなんか?」

「そうだべよ!!!」





チチは恥ずかしさで寝室から出て行ってしまった。





「やべ…オラ、夜までもつかなぁ……」




悟空は男を強調しきっている自身の下半身を見つめ呟いた。





「オラ、チチと家で二人っきりになっちまうとやべぇな…
仕方ねぇ気分転換に修行してくっかな!」





そう言って悟空は寝室の窓から筋斗雲を呼び修行に出掛けた。
悟空が家に居る時間よりも修行している時間が圧倒的に長くなったのは、この出来事を境にしてかだった。
しかしその後、チチから反感を買う事になるのだが…






☆END☆2009.8.22
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