08/23の日記
23:33
小野不由美と屍鬼、屍鬼と藤崎竜
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昨日も記した小野不由美の屍鬼のこと。
単行本化されたのは随分前のことであるが、私が手にしたのはごくごく最近のこと。
手にした理由はジャンプSQで藤崎竜が漫画化していたから。
小野不由美はかの有名な十二国記を大学時代に夢中になって読んでいたから既知の作家であり、しかもその作品で広く世に知られていたことを知っていた。
しかし、私がより思い入れがあったのはむしろ藤崎竜の方。
10年近く前、中学時代私は藤崎竜の封神演義で同人活動に足を踏み入れていたのだ仝ω仝
しかも恐ろしいことに小6〜中3まで腐女子であった。
サークル活動も行なっており、地元のコミケに頻繁に出没していた仝ω仝;
封神演義は私がジャンプを買い始めた理由となった、非常に思い出深い作品。
もちろん私は藤崎竜が大好きであった。
コミックスは買わないまでも、「サクラテツ対話篇」や「ワーク・ワーク」もチェック済みであったことは言うまでもない。
そんな藤崎竜がジャンプSQに進出したとあっては、これはもう気にせずにはおれない。
そして更に、十二国記の小野不由美が原作ということで私の中で盛り上がりは最高潮に達した。
屍鬼はジャンプSQで時たま立ち読みする程度ではあったが、正直な話、面白さがいまいち分からなかった。
ものすごく現代風にアレンジされたフジリュー節とも言える独特の味わいが理解できなかったのだ。
しかし、原作はどうにも面白そうだと感じ、小野不由美の文で物語を読んでみたいという欲求が湧いてくるのを止められなかった。
その時私は三浦しをんを一通り読み尽くし、本当に面白い小説というものが他にないか心底探し求めていたのだ。
果たして私の勘は正しかった。
1冊500ページ以上ある屍鬼全5巻を、瞬く間に読み尽くしてしまった。
その詳しい内容については、そろそろこの日記の残された文字数も少ないことではあるし、後日詳しく語らせていただくこととしよう…仝ω仝
そうして瞬く間に小野不由美の屍鬼を読み終えた私は、この衝撃の物語を藤崎竜は漫画という技法で一体どの様に完結させるつもりであろうかと非常に興味を持った。
かくして私は藤崎竜の描き出す新たな「屍鬼」の物語の行く末を見守ることに決めたのである。
ちなみに私は今現在激しく酔っ払っているので、少々この日記の文がおかしいことはご愛嬌ということで仝ω仝
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