奇妙珍妙紀行
□召しませ問題児
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「なぁ聞いてくれよンせしるー!」
「んん、なに...?」
ジョースター宅にて、今日はいつになくジョセフが絡んでくる。
「昨日スージーQとケンカしちゃってさぁ、今とにかくバーッとストレス発散したいのよ!
だからさぁーっ、なんかイイ方法ないかねェ〜?」
(...しゃべり方がすごくウザい...)
「シーザーに相談したら謝れ謝れうるさくてさァ...
違うのよ!俺は今ストレスを発散したいのッ!それから謝るのーッ!
リサリサ先生も同じこと言うし、だーれも俺の気持ちなんてわかってくれないんだヨォーーッ!!」
しゃべるだけしゃべってテーブルに突っ伏したジョセフ。
アポなしで遊びに行ってジョセフしかいないって思ったら、さらに喧嘩中だなんて今日は災難だ。
「せしるはさぁー、ストレスとか溜まらないワケ?」
突っ伏したまま喋るジョセフ。
「うーん、まぁあるにはあるけどね...」
ディアボロのセクハラとか、
メローネのセクハラとか。
「じゃあこの際いっしょにバーッと何かやってやろうぜッ!」
「バーッと、と言われてもなぁ...
...あ!」
「お!何かイイこと思い付いたのかい?」
ジョセフの体がバッと起き上がった。
「ジョセフってさ、お祭りとかイベントとか好き?」
「もちろん!なーんも気にせずに騒げるしな!」
よし、ならやってみる価値はある。