奇妙珍妙紀行
□反省兼確認
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「お前は最近我々を心配させ過ぎだ。
プッチを振り切って我が息子を訪ねたり、園内で迷子になったり。
あげくの果てには連絡なしで深夜に遊び回るなど言語道断。
もっと落ち着きを持って行動しろ。」
「その通りだよせしる。
どれだけ心配してるか、それでディアボロが何回犠牲になってるかもう少し考えたらどうだい?」
(ディアボロの下りはなんか違う気がする...!)
珍しくDIOさんを皮切りにお説教が始まった。
きっとDIOさんは日射しの中の迷子捜索が効いたのだろう、もっとも私はそのときの記憶はないんだけどね。
確かに最近の自分の行動は少し危なかったかもしれない...
「はい...反省してます...。」
「ホントかよ?」
ディエゴが頭を下げた私の顔を覗きこむ。
「フフフッ...」
「全然反省してないではないか!」
違うんだよカーズさん、覗きこんだディエゴが変顔をしてきたんだよ!
普段そんなこと全然しないから不意打ち過ぎて思わず笑ってしまった。
「ホント、むしろ笑ってんじゃねーか!」
「ちょっと、ディエ「これは然るべき罰が必要だな。」
犯人を告発する前にディアボロが言い放つ。
「うそ...!?」
「嘘じゃない。反省の色が見えないのだから当然の事だろう?」
他のみんなもそうだそうだと頷いている。
「罰ってどんな...?
バケツ持って外に立たされるの?」
吉良さんがちょっと笑ったが、他のみんなは文化が違うようで頭に?マークを浮かべていた。