きみょうですてきな
□Anything goes
1ページ/7ページ
お風呂からあがると帰ってきていたプッチさん。
「せしる、今日は教会に行ってきたのでdiskを持ってきたよ。」
「わぁ!ありがとうございます!」
一応私はスタンド使いだけど
正式にスタンド使いになるような気がしてわくわくする。
因みにトゥルー・カラーはいつも持ち歩いていて、みんなのスタンドを見るときなど必要なときだけ体に入れる。
「もし強ければ一戦交えてみるのだ!」
「カーズ、せしるは戦ったことなんかないから無理をさせてはいけないよ。」
興奮して喋るカーズをプッチさんがなだめる。
「だがこれは使いようによっては強力なスタンドとなるだろう。
能力もそうだけれど、君のことを考えてなるべく見た目の方を重視して選んだんだ。」
プッチさんもわくわくしてるのだろうか、「じゃーん」なんて効果音と共にdiskを見せる。
「何も書いてないですね...?」
「実はまだ名前がないんだ。能力を見た後に君の好きにつけるといい。」
「わー!やったー!」
自分で名前がつけられるなんてさらにわくわくする!
(...あれ?なんでトゥルー・カラーには最初から名前があったんだ?)
疑問もそこそこにプッチさんからdiskをもらい、みんなの間に緊張が走る。
「せしるの体に合わなかったら弾かれて出てくるから安心してくれ。」
「わかりました、では...!!」
深呼吸をしてゆっくりと体にdiskを入れる───