小話
□俺の苦悩
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「太輔ー、そろそろ学校でしょ?おきて」
「ん…おはよお
あれ、今日はお仕事休みなの?」
「うんそうだよ、ほら起きて」
俺は社会人です…高校生と付き合ってます。
いや、わかってる。ダメな大人ですよ俺は。
高校生に手を出してんだから。
「いってきます」
「いってらっしゃい、太輔」
太輔は高校生になってから1人暮らししてて、今は高校3年生。
今年の夏に俺の仕事場に職場研修?体験?をしに来た。
俺はお世話係を任されたんだけど、仲良くなってまあ、いろいろあって付き合うことになりました。
「はー、暇」
ボフッとさっきまで2人で寝ていたベットにダイブすると大輔の匂い。
「ん、太輔だぁ」
掛け布団をギューッて抱きしめたらもっと太輔の匂いがして
ムラムラしてきた。
なんだかな、変態だよな俺。
高校生の匂いで勃ってんだもん。マジでヤバいのは自覚アリ。
仕方ねえもん好きな人の匂いだもん←
「ん、…っあ」
しかし始めちゃったらその刺激に止まらなくなるわけで。
「っあ…たぃ」
ガチャ、
「…え…たい…すけ」
「何やってんの」
嘘だろ、帰ってきちゃった。
すっかり俺のもしぼんじゃった。
…じゃなくて!
いい歳した奴が高校生の匂いでオナニーしてるなんて気持ち悪いよな、ひくよな。
自分の事を自分で貶して傷ついて半泣きのおれ。マジで何やってんだろ。
「あーあ、やめちゃったの?泣きそうじゃん」
太輔は笑って涙が溜まった俺の目にキスした。
「中途半端に刺激与えたら後でツラくなっちゃうよ」