IDOLiSH7

□相思溺愛
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ホテルの一室
世間の目から隠れるようにひっそりとドアを閉めた




「久しぶりだな 天音紅」

「いじわる…その名前は外での名前だから、楽には本名で呼んでほしいって言ってるのに…」

「わかってるって わざとだよ
会いたかったぜ廉」

「私も、会いたかった」




TRIGGERの八乙女楽
抱かれたい男NO.1のイケメンアイドル
私の最愛の人




「最近忙しそうだね
全然、会ってくれないんだもの」

「お互い様だろ?
廉だって最近何かと話題じゃねぇか」

「…楽は、信じてる?あの報道」

「海外の資産家との熱愛か?
んなもん信じてたらこうして
お前のこと抱きしめてねぇだろ?」

「よかった…
あんなの嘘だからね
私には楽だけだから…
あなたしか好きじゃない
あなたしか欲しくないから」

「あぁ、知ってる」




得意げに微笑みそっと私にキスをする
楽の優しさに胸が熱くなる
心の底からあなたが愛おしい




「愛してるぜ 廉
俺が愛してるのはお前だけだ」

「嬉しい…
抱かれたい男NO.1の八乙女楽にそんなこと言ってもらえるなんて、私は幸せ者だね」

「お前、それネタにしてんだろ」

「してないしてない
ふふ、本当に優越感と独占欲でいっぱいなんだよ??
世の中の女の人が夢見てるものを私はこうして手にしてる…
楽の愛を、楽との時間を、だからとっても幸せだよ」




楽の首に腕を回し引き寄せる
色白の整った顔に見つめられるのは
やっぱりドキドキする
本当にかっこいい…貴方は世界で一番かっこいいよ




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