IDOLiSH7
□No.5
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環は私をゆっくりとベッドに降ろし私の上に馬乗りになった
環に上から見下ろされてるだけで何だかムズムズする
「れんれん、マジで無理してない?」
「うん、大丈夫
環と、ひとつになりたいから…」
そう告げると環はキスをした
優しく触れるだけのキスは私の緊張を解いてくれるかのようなキス
環の愛を感じ、目頭が熱くなる
こんなに私のこと想ってくれてるのに
私は自分のお腹の肉のことばっか気にして、つまらない態度をとってしまった
「んっ…環ぃっ………ぁっ」
「すげー可愛い」
「はぁっ………あん…もぅっ…ぁ」
「れんれん、ココ気持ちいいの?」
「んん…、そこ、やだっ……
へんになるっ……からぁ…」
いつもと違うエロい環の姿と卑猥な水音が自分自身から出てることが恥ずかしくて顔を背けてしまう
本当に環がかっこよくて…もう直視できない
「あぁっ…ん、……た、まきぃ
もうっ……だめぇ…きちゃう、んんっ」
果てそうになりながら環の名前を呼ぶ
今までに感じたことのない快楽の波に飲まれてしまうのが怖くて環にしがみついて、背中に爪をたててしまう
それすら、環のことを気遣う余裕もなく私は必死で何度も何度も達して、そのたび環は私を気遣ってくれて、最後は私の中で環の欲を受け止めた
「れんれん、体とか平気?ツラくない?」
「うん、大丈夫だよ、ありがとう」
行為を終え、一糸まとわぬ姿でベッドに潜り込む
環は私の体を気遣いながら、優しく髪を梳いてくれていた
「ごめんね、環…」
「なにが?」
「私…、環に抱かれるのが嫌だったんじゃないの…
抱かれたい男5位になっちゃうし、めちゃめちゃ体引き締まってるし、そんな環にこんなプヨプヨのお腹見られたら幻滅されるんじゃないかって 怖かったの……」
環に正直な気持ちを、告げる
恥ずかしくて俯いていると環はポンと私の頭に手を置いた
「俺がれんれんに幻滅とかあり得ないから
それに、抱き心地いいから、好き」
そう言うと環はぎゅっと私を抱きしめた
「れんれん抱きしめるとあったかくて、柔らかくて、もっと抱きしめたくなる
もしれんれんが筋肉ムキムキとかだったら、逆に嫌」
「別に筋肉ムキムキになりたいわけじゃないけど…もうちょっと、キュッて締まってたらいいなぁって…」
「やだ、今のままがいい」
好きな人に認められて嬉しくない女の子なんていない
環がそう言うなら、この触り心地のいいお腹のままでいてもいいかもしれない、なんて思いながら襲ってくる睡魔に抗いもせずに眠りに落ちていった
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