龍の願い球の”ユメ”
□緊迫の誕生日会
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あの後、ブルマに連れられ地球人達に囲まれながら、ブルマの誕生日会に参加した。
『ん〜……このパスタっていう料理美味しい!』
[こっちのそばっていうのも美味い!]
現在料理を堪能中。
すると、二人に近づくちびっ子達。
「お姉さん達強いの?」
[ん、何だボウズ?]
トランクス「俺トランクス、こっちは悟天!」
悟天「お姉ちゃん達、気が全然感じられない。」
『ん〜……もしかして、君たちサイヤ人?』
トランクス「うんそうだよ!」
……まさか、地球人と?
ブルマ「ねぇ、貴女達名前は?」
『私は朱蘭、こっちは蒼凜。』
[ペコリ]
ブルマ「じゃあ二人とも、折角だし何か歌わない?」
ブルマの言葉に、互いに顔を見合わせる二人。
『私は構いませんが……蒼凜がひとみs』
[歌う!]
そう言うと、朱蘭の腕を引きステージへと向かった。
ブルマ「はいはーい、次は朱蘭ちゃんと蒼凜ちゃんが歌ってくれるわよ!」
ブルマが叫ぶと、今まで各自ゆったりしてたのが急変し、皆ステージ前に集まってきた。
『おー、どうする蒼凜。』
[っは、んなの決まってんだろ。]
徐ろにマイクを持った蒼凜が
[てめぇら……俺様の美声を聞けぇ!]
と叫ぶと、皆はオォー!とテンション高めだった。
『はぁ、仕方ない。』
[よし、それじゃあ行くぞ。]
『虎視眈々。』
〜魅惑 1,2,3, キミを単純に
奪い去ってしまう衝動 理性との共謀
CAN YOU FEEL もっと感情に
強く触って壊して 乱 RUN 乱
キミと1,2,3, ずっとeyes on me
speed up 止まらない鼓動 キセキとの共存
CLOSE to me もっと深くに堕ちてdown…〜
歌い終わると、拍手が降ってきた。
『……たまには良いね。』
[へへ、だろ? よーし、もう1曲行くぞ!]
『……はぁ、それじゃあWorld’s end umbrella。』
〜あの傘が騙した日 空が泣いていた
街は盲目で 疑わない
君はその傘に 向けて唾を吐き
雨に沈んでく サイレンと
誰の声も聞かずに
彼は雨を掴み
私の手をとりあの傘へ
走るの
二人きりの約束をした
「絵本の中に見つけた空を見に行こう」
刹那雨さえも引き裂いて
もう悲しむ事も忘れたまま〜