この想いが届かなくても
□アリババとの出会い
1ページ/10ページ
は……?
状況が全く飲み込めないのは、私だけではないだろう……ジャーファル様が一番驚いているようだし……アラジンもモルジアナも、頭に?を浮かべている……
メリットはあるぞ
俺のシンドリア国を霧の団のバックに戦えるのだ
そして、敵すらもこれといってない程困惑している
シン…戦う?
ああ
バルバッド王国と?
ああ
………………
ジャーファル様は思わず?私と顔を見合わせ、自分の考えが間違っていないと確信をした後、再びシンドバッドに向き直り結論を伝える
……それはおかしい。霧の団は倒すべき敵です。貿易再開のためアブマド王とも約束したではありませんか
だが、俺は霧の団に味方したくなったのだ…
あなた、言ってることが変わってますよ!!
そ…!そうですよ!盗賊はどんな理由だろうとだめって最初に決めたじゃないですか!?
………………ハァ……
ジャーファルくん、ファナリアさん……
君たちはなんって冷酷な人間なんだ!!
えっ
ぇえっ!?