この想いが届かなくても

□アリババとの出会い
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は……?

状況が全く飲み込めないのは、私だけではないだろう……ジャーファル様が一番驚いているようだし……アラジンもモルジアナも、頭に?を浮かべている……

メリットはあるぞ
俺のシンドリア国を霧の団のバックに戦えるのだ

そして、敵すらもこれといってない程困惑している

シン…戦う?

ああ

バルバッド王国と?

ああ
………………

ジャーファル様は思わず?私と顔を見合わせ、自分の考えが間違っていないと確信をした後、再びシンドバッドに向き直り結論を伝える

……それはおかしい。霧の団は倒すべき敵です。貿易再開のためアブマド王とも約束したではありませんか

だが、俺は霧の団に味方したくなったのだ…

あなた、言ってることが変わってますよ!!

そ…!そうですよ!盗賊はどんな理由だろうとだめって最初に決めたじゃないですか!?

………………ハァ……
ジャーファルくん、ファナリアさん……

君たちはなんって冷酷な人間なんだ!!

えっ
ぇえっ!?
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