この想いが届かなくても

□アリババとの出会い
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最初に決めた!?
それは無知だった俺がはじき出した、過去の未熟な答えだ!

あの後お前達も知っただろう?
この国の惨状を……飢えた母子を、武器を手にした少女を、それを嘲笑う腐った貴族を

それでもなお、お前たちの心は少しも動かなかったというのか!?なんてひどい奴なんだ君たちは!!!

ぇえっ…えええええーーーーーーー!!!

そりゃぁ……私だって、そうですけど…
いやっ…あの、そうは思いますが……

((なんで私が悪者に!?))

だろう!?

あたふたする二人をよそに、シンドバッドは話を続けていく

そして上手く霧の団の一員となった?シンドバッドはアリババからの質問に淡々と答える

そしてこの国に介入する本当の目的を話す

世界の異変を、止めるためだと……

そしてアリババと同じ目線になるよう膝をつき、問いただすような優しい口調になる

そんな彼の行動に、アリババは戸惑いを隠せずにいると、

だまされんな…
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