☆Lyrics (歌詞小説)

□sleep
2ページ/4ページ


しんぢさん、今夜は、久しぶりに、泊まってくれるって。。。
それだけで、嬉しくて仕方ない。

今夜こそは、どんなことが有っても、しんぢさんの寝顔が見たいから・・
貴方が、寝息を立てて、口唇が乾いた音を確認するまで、
聞き逃さない距離で、抱きついてたのに・・・。
眠るのが惜しくて、先に寝ないって、いつも決めてるのに・・。

包まれて、暖かさのあまり、気持ちよくってやっぱり、先に眠ってしまう。

「明希だけだよ。」そういいながら、うまく誤魔化して、
誰かに、メール送信。
きっと、俺が、抱かれてるときは、誰かが、泣いてるんだろうね。

しんぢさん、ずるいよ。本当のあなたを知るたび、
知らないあなたを忘れた振りしてるんだよ・・・

全てが、あなた主導な恋・・。
たまには、わがまま言って甘えたい。辛いよ。

他の女も愛してる狡さを知ってて、
近づいてしまったのは、俺からで、
もうそのときには、しんぢさんに、夢中だったから。
もう、戻れない。
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ