ZE:A

□Kiss Kiss
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朝、僕は大好きなユキの声で目を覚ます。


「ミンウ起きてーもう朝だよ?」


「……zz」


ユキが僕の体を揺らす。


「まだ寝てるの…?」



「……」


ちょっと意地悪をして寝ているふりをしてみる。

薄目を開けてこっそり見ると、ユキが僕をどうやって起こそうか迷ってる姿が見えた。


なかなか起きない僕を起こそうとしてくれるユキ、可愛すぎ!


このままずっと見てたいくらい。



「ミンウ、早く起きないと…キスしちゃうよ?」


えっ、ポッポ!?


「ポッポしてくれるの!?」


すぐに寝たふりをやめて、勢いよく起き上がった。


ユキからポッポしてくれるなんて寝(たふりし)てる場合じゃないよ!



「あ、やっと起きた!ミンウおはよう〜」


朝ご飯出来てるよって言って、ニコニコの笑顔を僕に見せてくれるユキ。



ギュッ


可愛い笑顔を見たら我慢出来なくなって、ユキを後ろから抱き締めた。


「…ミンウ?」


どうしたの、っていう顔してるユキ。



「ポッポしてくれるんでしょ?…してくれないと離れないよ?」


僕の甘えた声にユキが弱いって知ってるよ。



「もう…」



チュッ


頬っぺたにポッポされた。


「ほら、ご飯冷めちゃうよ?」


僕の腕から離れようとしてるユキ。


そんなのじゃ物足りないよ。


もっとしよ…?



チュッ


音を立ててユキの唇にキスをする。


チュッ


あ、どうしよう…

止まらなくなってきたかも。


舌入れたらユキ怒るかな…?



クチュッ



目を開けてユキの顔を見てみる。


ふふ、顔真っ赤だ。


「ユキ、いつまでも僕のキスに慣れないね?」


もう何度もしているのに。


ほんとに可愛いな…。



「だってミンウのキス、…んっ!?」


ユキの言葉を遮ってまたキスをする。



可愛い可愛い僕の大好きなユキ。


ずっと離さないからね?





END




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