ハイキュー

□大事なのは
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俺の彼女は3年生で、年上だからなのか、元々の性格か…周りの女子と比べてどこか大人びている

潔子さんとはまた違った、色気があるっつーか…

何でそんな人が俺なんかと付き合ってるのか、未だによくわからない

名前さんは俺にとって初めての彼女

つまり、手をつなぐのもキスをするのも、彼女が初めてだ

初めてのキスは、情けないことに緊張で固まった俺を見兼ねて名前さんからしてくれた

その時のことを思い出すと今でも溜息が出る

あの時散々後悔したはずなのに、俺は今もまた同じことを繰り返そうとしていた



俺の部屋で、今まさに名前さんを抱こうとしている

どうすればいいのかよくわからないまま、とりあえず服の上から膨らみにそっと触れてみた

…これ、どのタイミングで脱がせたらいいんだ?

「龍くん…こうやって、触って…?」

俺が戸惑っていることに気付いたのか、手をとり服の中へと導いてくれる

「…こうっスか?」

下着の上から触れると、初めて触る女性の体に興奮を隠せず、もっと触りたい衝動にかられた

…いいん、だよな?

恐る恐る背中に手を回し、下着のホックを探る

名前さんが少し背中を浮かせてくれたおかげで、無事外すことができた

締め付けから開放されたそれに今すぐ触りたくて、そっと手を伸ばす

ふに、という音が似合うような柔らかい感触に、何ともいえない感動を覚えた

やべー…もっと触りたい

感触を確かめるように手を動かしていると、指先が先端の突起を掠めた

「んっ…」

名前さんの身体が微かに揺れる

…ここ、やっぱ気持ちいいのか?

表情を見ながらそこを触り続けると、徐々に先端が硬くなってきた

「そこばっか、や…っ」

「あっ…すんません」

しつこすぎたか、気持ち良くなかったかと慌てて手を離すと、名前さんは少し唇を尖らせて抱きついてきた

「そうじゃなくて…気持ちいいから、だめ」

耳元で囁かれて、顔から何から、全てが熱くなる

経験は無くても、何とか名前さんに気持ち良くなってほしい

そんな思いで、俺は再び彼女に覆い被さった

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