ジャニーズ

□嫉妬
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ここはTOKIOの収録終わりの楽屋である

KinKiや嵐のメンバーも暇潰しがてら

入り浸っていた‼

何時ものように長瀬と光一は

いちゃついて........

いや... じゃれあっていた

すると...松岡が長瀬の裾を

ちょんちょんと引っ張った


‹どしたの?... まぼ?›


と長瀬が俯いている松岡を

覗き込むように見れば

顔を真っ赤にして泣きそうな

目と視線が重なった... ... そして

松岡の潤む視線がキッと長瀬を睨む


‹お前は誰のもんだよ... ... ...
俺のもんだろぉ... ... ... 光一っ
ぅぅ... ... ... ひっぅぅ›


松岡の性格を考えると

こんなことは有り得ないことだろう

現に松岡をよく知ってる

メンバーや馴染みの深いグループの

面々も面食らっていた... ... ...

だから空気を戻そうと

TOKIOの上二人が口を挟んだ


‹なんだー松岡?嫉妬かぁ?›


と太一


‹男の嫉妬は見ぐるしぃぞぉ(笑)›


と山口


‹なんやぁ?嫉妬かいなぁ›


と剛が笑いを堪えるように言い放つ

すると松岡が我慢できずに

キレてしまった... ... ... ...


‹うるせぇ!長瀬は俺のもんだ
光一になんか長瀬はやらねぇ...
絶対ひっ... ... やらねぇかんな... ぅぅ›


これまでの溜まりに溜まった

松岡の悲痛な叫びが爆発した

目に一杯の涙を溜めて

縋るように長瀬に抱きつく


‹まぼ?... ... ごめんね...
不安にさせちゃったね... うん
俺はまぼのものだね... 大好きだよ
だってまぼは俺のものだから... ね›


その言葉にホッとしたのか

松岡は前日までの

無理矢理詰め込んだような

有り得ないスケジュールの疲労で

泣きじゃくりながら意識を手放した
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