続・奇妙な学園

□風邪
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『うへぇ....。』


朝、いつものように起きると頭が痛いし体がダルい。そんでもってなんか暑くて寒い。
....うん、意味がわからないと思われるかもしれんが本当に暑くて寒いんだよ。


「おはよ....ってお前大丈夫か?」


のろのろとリビングに行くと既にお兄ちゃんがいた。


『あー、うん、クラクラするけど多分大丈夫....。』


「全然大丈夫じゃねーよそれ。今日はもう学校休んで病院行け。」


お兄ちゃんがそう言ってくるものの、病院はあまり好きじゃないし何より面倒くさい。


『病院やだ...行かない.....。』


「駄々こねるな。行かないと承太郎を見舞いにこさせるぞ。」


『それだけは!それだけは勘弁してください!』


何その死亡フラグ!絶対嫌だよ!何のために今まで家の場所をバレないようにしてたと思ってるんだ!


「じゃあ大人しく病院行け。」


『.....わかった。』


まぁお兄ちゃんは学校にいるんだし、病院行った振りしとけばバレないよね。


「ああ、ちなみに行った振りとかしたら許さんからな。」


バ、バレている....だと.....!?

仕方ない、大人しく病院に行くことにしよう。


「....嫌なら着いていくけど。」


『大丈夫、一眠りしたら行くよ。』


いくらなんでもお兄ちゃんに学校を休ませるわけにはいかない。


「じゃあ俺もう行くから。」


『行ってらっしゃい。』


お兄ちゃんは最後までこっちをチラチラ見ていた。本当に心配症だなぁ。


...さて、このままじゃキツすぎて病院行けそうにもないし、一眠りしますか。
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